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  Modified: 24 Mar, 2015 English Japanese

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 研究活動

 光捕集性デンドリマー

LH-Dendrimers

   「もっと光を。」現代社会では、光エネルギー利用や発光性材料など、 光がかかわる物質や材料が必要不可欠になっています。
   光捕集性デンドリマーは、枝葉で光エネルギーを効率よく集めて 光合成に活用する樹木の形をまねて合成され、光エネルギー変換材料や 光反応性治療薬として注目されています。
   これらのデンドリマーにおける光捕集や、集めた光エネルギーを中心にある 機能性分子へ伝える過程は高効率で、しかも100億分の1秒よりも早く起こり ます。これらの物理的過程の時間的変化について超短光レーザーパルス光を 用いて調べています。 特に、室温から摂氏マイナス270度に冷却するとこれら の物理的過程が一変する事に注目しています。


 半導体中高密度励起子

High density excitons

   光励起で半導体中に励起される「励起子」は、光励起された電子正孔 がクーロン結合して安定化した擬ボーズ粒子である。
   レーザー光を用いると励起子を高密度に励起することが可能で、図に示したような興味深い物性相が 出現する。また、位相のそろったレーザー光を用いることで励起子の量子状態の量子位相も 制御可能で、半導体を光制御する量子デバイスとして応用する場合、「励起子」は重要な役割を 果たすことが期待されている。
   特に、半導体量子ナノ構造中の高密度励起子の超高速の空間的伝播現象 (超高速時空間ダイナミクス)に注目しています。


 光熱吸収分光

PCS

   物性物理学における極低温環境は、電子系が担う本来の物性探索に必要不可欠で重要である。
   光熱吸収分光では、そんな極低温環境下において、物質の光励起後、電子励起状態が 基底状態に戻る過程で、格子振動として熱エネルギーに変換される(無輻射緩和過程) エネルギーを、高感度な温度計で検出し、通常の光学的測定で得られない情報を知ることが 出来る。


       熊本大学 パルスパワー科学研究所 極限物性物理          〒860-8555 熊本市中央区黒髪2-39-1           E-mail :  E-mail